私とシュタイナー教育  子安美知子(学陽書房)

ーいま「学校」が失ったものー

前回の#3の続きです。




【幼稚園こそ深い思想を】

<理想の家庭としての幼稚園>

シュタイナー幼稚園は生命体を、シュタイナー学校は感情体とそれに次ぐ自我を

それぞれ教育の課題とするところの重点が移行してきている。

幼稚園は単に学校の前段階ではない。

字も、数字も教えない。

生活次元での習慣を幼稚園では主要な課題としている。

シュタイナー幼稚園は、理想的な家庭として作られなければならない。

両親の離婚などによっておばあちゃんのところにあづけられているといった事情のある子の入園を優先して、

幼稚園をその子たちにとって理想に近い家庭として作っていく。

幼稚園では、保育室にキッチンが付いている。一つの保育室が一つの家庭を作っているので、

こちらのキッチンとお隣のキッチンとで作っている献立が違うことがよくある。

それを互いに交換しあったりして、地域社会の交流のようなことを学んでいく。

画一的なカリキュラムでなく、一斉保育でなく、

本当はこんな形の家が望ましいという雰囲気を、お部屋お部屋で作って、

先生たちは理想の両親

先生たちは理想の両親になったつもりで子どもに接している。

その時先生たちの出発点になっているのが、人間観。

0歳から7歳の時期にこそ、知・情・意のうち、「意」の基礎を作っておく。

バランスのとれた人になる、大切な時期。

 

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