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「子どもの時代」の権利 第4号

『託児・保育の環境』~乳幼児教育の課題~

ラング/ピューラー共著    高橋明男訳

これは、ドイツに本部を置く国際ヴァルドルフ(シュタイナー)幼稚園連盟が発行しているシリーズ「<子ども時代>の権利」(編集:ペーター・ラング)の日本語版第4号です。

この冊子からの抜粋を紹介していきます。




生後最初の3年間

作家ジャン・パウロ(1763年ー1825年)は、教育家ペスタロッチと同時代を生きた人物です。

みずからも教育を題材とした作品『レヴァーナ』の中で次のように述べている。

「人間は生後最初の数年間に、世界旅行者がその後の数々の旅行から学ぶ以上のことを、乳母から学ぶ。」

子どもの魂の特徴、すなわち全く無条件に全てを受け入れる柔軟性を指摘した。

「子供の魂は、萌芽の状態にある。まだかたちをなしてはおらず、無定形に近い。

そのため、子どもは特別の感受性をもって、周囲の世界の様々な印象に向き合うことができるのだ。」

また、オーストリアの医師で治療教育者のカール・ケーニヒ(1902年ー1961年)は、幼児の発達・学習過程の三つの主要な段階に目を向けた。

「幼児期の最初の3年間に、この地上で人間として生きるための能力が獲得される。

ー人間は、生後1年間を通じて歩くことを学習し、

2年目は話すことを学習する。そして3年目に思考が目覚めるのである。」

「歩くこと、話すこと、考えること。この3つの能力によって、人間は人間になる。

すなわち、被造物から、自己を認証する存在へと変わるのである。」

 

歩行の学習に続く・・・

大きな木に自分の身を委ねる2歳児の女の子。穏やかな顔をしています。

木の生命と共に呼吸している感じですね!

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