感情と上手につきあう
神奈川県にあるインターナショナルK保育園の園内研修で
アドラー心理学ELM勇気づけ講座を開催しています。
月に2回、保育の忙しい仕事の中、
時間を調整して、研修の時間を作り出しての学びの時間✨
今日のテーマは「感情と上手につきあう」
アドラー心理学では、「感情は、自分で使うかどうかを決められる」といっています。
「人が自らの選択で感情を使う」
「感情はコントロールできる」
と捉えています。
思考や行動と同じですね。
決して私たちの意思と無関係に働くものではないのです。
感情をコントロールして、自分を変えることができるのです。
感情を悪者扱いしないで!
今日は「怒り」の感情についてスポットを当てましたが、
他にも、恨み、不安、恐怖、劣等感、などの陰性感情があります。
アドラー心理学では、これらの感情を悪者扱いしないでといっています。
なぜなら、生きていくために必要だった心の働きだからです。
今日の勉強会では、感情をどう建設的に使うかを学びました。
感情は自分でコントロールできるだけでなく、
私たちがよりよく生きるための味方になってくれます。
感情は、私たちを支える良きパートナーなのです。
私メッセージで伝える
多くの人は「怒る」時、感情を相手にぶつけてしまいます。
「なんでそんなやり方するの?」
主語が「相手」になると、相手からも怒りが帰ってくるのではないでしょうか。
「私はこんなやり方がいいと思うのだけれど、どう思う?」
と、主語を「私」にして伝えてみませんか?
相手に対して自分の意見として伝えるてみるのです。
決めつけにならないので受け取りやすいのではないでしょうか。
保育の中でも「受容的・応答的な態度」を大切にしていますよね。
それにとても効果的な方法ですね。
参加者の声
- 「感情ってコントロールできるんですね。驚きました。」
- 「感情をぶつけてしまう。私メッセージ使ってみます」
- 「怒りの一次感情にまで目を向けたことありませんでした」
勇気づけの技法を生活や保育の中で使ってみてくださいね✨
アドラー心理学 ELM勇気づけ勉強会については